体験談_インナーチャイルドワーク_2

インナーチャイルドワーク
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Bさん(女性 24歳) 大人の何気ない一言が刺さった

 Bさんは共働きの母親がおしゃべりなうえに感情の浮き沈みが多いタイプだったため、母親の機嫌を無意識に窺うような子供時代でした。

私立の中学校を受験することになり、校長先生が受験の面接の練習をしてくれることになりました。

 練習場面で校長先生から家庭のことをいろいろ聞かれたたため、両親が共働きで鍵っ子であること、両親がよく喧嘩をしていることなど特に隠すこともなく話しました。

 ところが練習の後で、担任の先生から「校長先生がBさんって意外に図々しいんだね、って言ってたよ」と言われたのです。

Bさんは「図々しい」という言葉があまりにショックで、なぜ校長先生がそう言っていたのかなどを聞き返すこともできず「、図々しい」という言葉だけが胸に深く突き刺さったまま大人になっていきました。

 Bさんはそのとき「自分は母のしゃしゃり出ておしゃべりなところが好きでないのに、校長先生にはそんな母と同じように見えてしまったのかもしれない。図々しいなんて思われたくない!」と強く思ったといいます。

 Bさんはそれまで授業中もよく手をあげるし、活発に発言するタイプでしたが、このことをきっかけに(とご本人は思っています)自分の発言したことで人にどう思われるのかをとても気にするようになり、自分の考えなどを人前でいうことが怖くなっていったといいます。

 図々しいと思われないように、自分の発言、行動をチェックするうちに人前では消極的になってしまったようです。

 大人の何気ない言葉がきっかけで自分をいろいろな面で「制限する」癖がついてしまった一例といえます。

 

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