7月10日のブログでは「霊障と人生の不幸、病気との関係」について書きました。
もちろん、人生における一般に不幸ともいえる状況は「霊障」だけが問題というわけではなく、
他の様々な要因が影響しあって起きるものなのですが、「霊障」がその第一要因に
なっていることも少なくはないのです。
今日のケースは根本に「霊障」があってかなり気の毒な状況にあった女性が人生明るく
再スタートできたというものです。
<マリ子さん(仮名) 27歳 IT関係>
理系の大学を卒業してIT企業に勤務していたマリ子さんは、大学時代は
友だちともそれなりに付き合いながら過ごし、会社に入っても仕事自体は能力があったため
悩みも特になく、深く考えることもなく過ごしていました。
ところが入社2年目くらいから、同僚の男女数人から「なんとなくはじかれている感じ」
がしてきました。
見かけはそう見えないのですが、もともと人間関係の深い付き合いが好きでなかったので、
あまり気にもせずにいましたが、だんだんとその人たちの態度が露骨に意地悪くなってきました。
思い切って「なんか最近みんなの態度がおかしくない?」と聞いてみても男女とも冷たい態度で
すっと離れて行ってしまうのでした。
どうにも解決がつかないので、我慢しながら仕事だけをしていましたが、そのうち同期の人たちから
完全に孤立したようになり、理由がわからないまま心身がどんどん不調になっていきました。
数か月経った時、ご本人はその時の状況をあまり覚えていないのですが(あとから家族から
聞いたところ)、急に「錯乱状態」になり精神病になったような状態だったようです。
緊急に精神科に入院となり、統合失調症と一時は診断されましたが、結論としては
「一過性精神病様症状」だったようです。
何か月も入院➡退院から通院にかわり、さらに数か月を経たときに、ご本人が
「カウンセリングも受けたい」、と主治医に伝え、私に紹介されました。
面接を始めた当初はまだまだ会社でのいじめの記憶や、入院時のつらい体験の記憶が
強く、疲れが抜けない状態でした。
カウンセリングの最初に、霊的な問題が影響しているかみることにしていますが、
マリ子さんの場合は問題の中心に軽いとはいえない「霊障」があり、当時は「憑依」もありました。
マリ子さんに注意しながら「霊障」の説明をし、「本人の成長と気づきのために起こっている」という
大切なところを伝えましたが、マリ子さんは錯乱状態が収まってからも入院中に幻覚や幻聴を
かなり経験したことを覚えていて、「思ってもみなかった異常な体験だったが当時それが本当だと
しか思えなかった。もしかして私には先生のいう「霊障」があるのかなって思えるところあります」
と言われ、先週ブログでご紹介した霊障解除のための「龍と精霊のワーク」と「オーロラ鍼」を
受けていただくことになりました。 ➡ https://alkeriru.com/soul-clearing/
マリ子さんは激しい「普通じゃない状況」を体験したのもあり、「霊障」の本質的な意味
を理解できたこともあるのか、「抵抗」による体調不良その他がが起きることもなく、
特別な変化を感じなかったので、「え!これでいいんですか?」とキョトンとしていました。
私からは「霊障解除のワークの効果が本当にわかってくるのはジワジワとなので大丈夫ですよ」
と伝えてカウンセリングを継続していきました。
その後のカウンセリング過程では
「霊障」はその人の気づきと成長のために起こっている
ということが明らかになるような変化をマリ子さんは起こしていきました。
マリ子さんは若者はそう思うことが多いように「友達がいない自分はだめ」という意識が
かなりあり、さらにご両親から「人とは仲良くしなさい」とことあるごとに言われていた
影響もあり、実は相当無理をして人間関係を保っていたということが自覚できてきました。
本当はどうなのかな?と問うと「本当は人とあまり関わるのは好きじゃないんです。
仲が良い友達とも一緒に過ごす時間が長くなると疲れてしまうがいつも無理してました」
「本当は一人で文章を書いたり、動画を撮ったり、コツコツ何かを作ったりするのが
好き」
見かけは感じのよい若い女性らしいマリ子さんが実はかなりの「人嫌い」だということは
他の人からは相当わかりにくいと思いましたが、それを言うと「演技しているわけではないけど、
自分が人といるのが好きではないし疲れるということは悟られないようにしてきたかも・・」
とのこと。
しばらく「無理に人に会うことなく自分で好きなように過ごす」ということを大切に生活してもらいました。
それを半年くらい続けるうちに、また新たな変化が起きて来ました。
「たまには大学時代の友達の誘いに乗ってみようと遊びに行ってきましたが、やはり疲れた(笑)」
というような話がときどきあり、またしばらく経つと「これからはときどき自分から誘ってみようかと
思って自分から誘ってドライブにいきましたが、結構楽しかった」などのお話も混ざるように
なりました。
また本来かなりクリエイティブなタイプで、時々は落ち込みながらも自分でいろいろ好きなことを
編み出してそれを実践する行動力もどんどん出て来ました。
「私はITの仕事自体はできるほうだと思いますが、組織の中で人とうまく付き合いながら、
自分を抑えながらやっていけるタイプじゃないんだなー、とはっきりわかりました。
長年心の無理をしてたし、同期にもそれが伝わったのかどうかわからないけど、
自分がその人たち好きじゃないことが伝わったのかもしれないし、とにかく今思うと私に
全く合わない環境だったんだと思います」
「私、お金を使ってこなかったためかなり貯金もあるので、しばらく試行錯誤していろいろトライして
みたい。楽しみながら本当の自分が求めていることをもっともっとわかっていきたいです」
「霊障を解除するって、こういうふうにどんどん本来の自分のことがわかって認められて、
楽になるスタートってことでもあるんですね。だんだんわかってきました(笑)」と最近は
言われています。
それではまたお会いしましょう(^_^)/~