このブログを読んでくださる方の多くは、私たちがアセンションしていく、つまり５次元の地球にシフトするためには、
過去世も含め長～～い間潜在的に抱えてきた「思考」「感情」「行動」のクセ(パターン）を「手放していく」ことが必須！
ということをよくご存じですよね(^^;
そしてそのためには何よりも
自分の身に起きることの「意味に気づく」ことが重要！
ということもご存じの方が多いかと思います。
そう！この「気づき」が起こることがとっても大切なため、私が提供している多くのエネルギーワークやヒーリングの中には
「知らず知らず気づいていける」
という要素が込められています。
カウンセリングにエネルギーワークをプラスしてセッション継続している方は特に
変化のスピードが速まり、深い苦しみを抱えている方もご自分で驚くほど気づきの度合いが増えていきます。
それでは「気づき」の段階まできたらそれでOKかというと、人間はなかなかムツカシイものでそうもいかないのです(>_<)
こんな例があります。
めぐみさん（35歳）は職場でどうも気の合わないあすかさん(32歳）という同僚がいます。
あすかさんとは入社時期も少し違うだけで先輩後輩というほどでもないのですが、
めぐみさんから見ると あすかさんは３年入社が早い自分に対してどうも「失礼な態度」が多い気がしています。
直接指摘するのも「大人げない」と思いぐっと我満をしている毎日でしたが、それが続いて胃の調子が悪くなったり、風邪をひきやすくなったりしました。
カウンセリングを受けているうちに、ある日ハッと気づきが起こりました。
「あ！あすかさんは私自身のなにかをあぶりだしてくれている人なんですね！」
と。
それはとても素晴らしい瞬間でした。
めぐみさんはあすかさんのことはあまり気にならなくなり、体調もよくなって会社生活も平穏に過ごせるようになりました。
ところがそれから数か月経ったところに違う営業所から新しく男性の係長が異動してきたのですが、
めぐみさんはその係長と
「どうも相性が悪そう」
とだんだん思い始めました。
あまり近づかないようにしていましたが、業務上そうはいかず、ある日係長から指示を受けた仕事でミスをしてしまいました。
当然係長からは呼ばれて「この結果では足りないですね。もう一度やり直して。今度は十分注意してね」と当然の注意を受けました。
めぐみさんは自分のミスもショックでしたが、係長の「言い方」がひどく冷たく感じ、ますます係長が苦手になり悩みの種になりました。
このことでしばらく悩み、カウンセリングを受けている間に、またしてもめぐみさんは気づきました。
「あ！私は係長のことを冷たい人と嫌っていたけど、係長は結果的に私の至らなさに気づかせてくれるひとだったんですね」
と。
それに気づいてからはめぐみさんはこの係長のことをそんなに嫌だとは思わなくなり、仕事も注意を集中してするようになりました。
ところが、それからまた数か月経ったとき、今度は個人的な場所での人間関係の悩みが出てきたのです。
もちろん前の二人の人とは別の人なのですが、実はあすかさんも係長さんも、この3人目に現れた人も実は
「どこか似たようなところがあり、めぐみさんは同じように悩んでしまうのです。」
「何であの人、私にいつもあんな失礼な態度、冷たい態度、非常識な態度を取るんだろう・・・。」
そんなことを考えながら辛い日々を過ごし、ある日ボーとしているときに突然もっと大事なことに気づいたのです。
「あー、この人も私に嫌な思いをさせることで私の足りないところを教えてくれる人なんだなー・・・」
そのとき同時にこういうことも気づいたのです。
「あれ？ 私って相手は代わっても全く同じことを繰り返しているんではない？？？」
上の例はスピリチュアルの勉強をしていたり、気づきを大切に考えている人には起こりがちなことなんですが・・・
ここまでで めぐみさんが「気づき」を得たということはとても大切ですばらしいことです。
では
めぐみさんが何度も同じようなパターンを繰り返したのはどういうことか？
というと、こういうことでは？と思います。
めぐみさんは「気づき」までは至っていたので「これはこんな意味があったんだ」とまでわかり、
そこで安心して終了してしまったのです。
実は本当に大切なことにはまだ先があります。
めぐみさんが「人間関係に苦しむ」ということはこれまで自分が歩んできた人生の結果ということです。
その現象を
「これは自分に足りないことを教えてくれる大事なメッセージだった」
とわかったのは大きな第一歩だったのです。
ただ、残念なことにそこで満足してしまったことで単なる「頭でわかった」ということにとどまっってしまったのです。
次のステップがあるところまで気づかなかったのです。
次のステップとは・・・・
・「自分に不足してることって具体的にどういうこと？」
・「ここから何を学べるんだろう？」
・「この繰り返すパターンを解決するにはどうすれば？」
ということを考え、答えが少しずつ出てきたらそれを「実行する」ことで初めて
長らく無意識に行ってきたパターンをすこしずつでも変えていくことができるのです。
気づくことはそこまでも大変な素晴らしい第一歩なのですが、
「気づき」➡「内省」➡「実行」
というプロセスをしっかり歩まなければ
このブログのテーマでもあるアセンション（５次元へのシフト）の道を歩んでいくことは困難なのだと思います。
あなたにも私にもこれはそう簡単なことではないですよね。
でも、「気づき」の大切さを既に知っているあなたならその先のステップへと歩みを進めることは不可能ではないと思います。
それではまたお会いしましょう(^_^)/~
