アセンション、2極化がどんどん進んできて、バシャールによれば
「針の目も もうあと少しで抜ける!」
というところにいる方もいると思います。
また、いろいろなところで発信されている「手放し」の重要性も頭では十分理解しながらも、エゴに慣れ親しんだ私たち人間としては、
それが言葉で言うほど容易でないことに気づき、かえって不安・焦燥でもやもやしている人も少なくないのではと思います。
地球史上初!と言われている
「肉体を持ったまま5次元世界にシフト」
できる稀有なチャンスの今なので、なかなかスリリングなときですね(~_~;)
スピリチュアルな覚醒(サイキックになることとは全く違います)や魂のレベルが成長してくると、その現実化がスピードアップする一方で、
まだまだ未消化(手放せない)根源的な不安や怖れが逆にクローズアップされて感じられ、心身の不安定さを体験することが多いのです。
今の段階そういう方がとても多いと思いますし、自分自身もその段階にあるかな?と思うことがけっこうあります。
この現象は目立ちにくいけどいわゆる「スピリチュアルエマージェンシー(略してSE)」の一種なのではと感じています。
あ!スピリチュアルエマージェンシーってご存じですか?ざっと説明するとこんな感じのことです。
トランスパーソナル心理学(※注)の概念から発生した用語ですが、
魂の目覚め(5次元へのシフト)の過程で起こりうる「魂の揺れ」のようなものをスピリチュアルエマージェンシー(SE)といっています。
揺れの大きさは大小さまざまで、ほとんどの人は最初に書いたようなことが起こることが多いと思いますが、
もっと激しくときに精神疾患に似た現象として起こる人もいます。
たとえば幻聴が起きたり、普通は見えない存在が見えたりで、普通の生活を送ることに困難があるような場合、
一時的にせよ精神科を受診する必要がある場合もあります。
お医者さんも見分けが難しいようですが、本当に精神疾患だったら薬でずっとコントロールする必要がありますが、
SEだった場合は疾患ではありませんので落ち着いたら薬の必要はまったくなくなります。
(こういうことに詳しい精神科医のお医者さんが必要ですね)
有名なユングは精神疾患と同様のかなり激しいスピリチュアルエマージェンシーを体験した人で、それを通り抜けたあとにクリエイティブな発見をしています。
これほど激しいものでなくてもアセンションを目指す多くの人はプチ・スピリチュアルエマージェンシーを経験するのではないでしょうか。
もっとわかり易く表現するなら「大中小の魂のデトックス~」ともいえますね。
先週のブログで「土用」について書かせていただきましたが、知らず知らずエネルギー(気)の波の中で暮らしながら、
かつ自分のスピリチュアルエマージェンシーの面倒も見なくてはならない私たちって大変だ~!!
※注:トランスパーソナル心理学とは?
人間性心理学を発展させ、ニューエイジの人間観を取り入れた心理学。個人的なものを超える(トランス)、あるいは通り抜けることを目指す。フロイトやユングの無意識概念ではとらえきれない自己超越的な側面を重視し、人間の普遍的姿を求めるもの。マズローやグロフ、ウィルバーなどが有名。
SEのときに特に心がけると助かることを次にあげてみましょう。
(土用のときの対処と似てます(^^;)
スピリチュアル・エマージェンシー(SE)のときに特に心がけると助かること
①グラウンディング
・自然に触れるのを増やす
・裸足で砂浜などを歩く
・木に触れる
・動物や子供と遊ぶ
・気の合った人と出かけたり遊ぶ
②瞑想をする場合は「地球の中心」を意識する
➡意識を上昇させたりどこか異次元に行ってしまうような瞑想は避ける
③呼吸を意識する
④自分に合った運動を取り入れる
⑤カウンセリングを受けて内省(反省ではなく)していく
⑥激しい状態の場合は受診も考慮にいれる
特に①②③のように「地に足のついた現実的なこと」がとても必要です。
さて、あなたは今どんな状態にいますか?
それではまたお会いしましょう(^_^)/~