カウンセリングの進行具合はおおざっぱに分けると次の3つに分けられるように思います。
(1)そのとき困っていること、仕事だったり、職場、家族、友人との感情トラブルだったり・・・
というようなことがご本人の中で一段落したときに話し合って「終了」とすることもあります。
(2)そして途中でクライエントさん自身がもっと深いところにあるご自分の「テーマ」のようなものに気づいて、
今度はそのテーマに「向き合っていきたい」ということになってカウンセリングが継続する場合がもあります。
(3)あるいは、私の場合このケースの方が一番多いのですが、
最初からその方の苦しみ、トラブルが大変すぎて、その根っこにご本人にかぶされた家系的な影響や、ご家族の問題、長年の間に形成された社会に不適応を起こしやすい性格的なものが隠れている場合があります。
(2)(3)の場合は簡単なことではないので、長いお付き合いになることが多いのですが、カウンセリングの途中で「おや?」と思うことがあります。それは・・・・
A子さん:「私ってすぐネガティブに考えるたちだから・・(この計画の)途中で挫折するんではと思います。心配で・・・」
B夫さん:「自分は親に無視されて育ったから自分を大切に思えないんです。だから人から好かれない人間なんですよね」
C太さん:「僕は失敗するのが怖いタイプだから、なかなか新しいことにチャレンジできないんです。だから今目の前にあることも取り掛かるのは難しいですねー・・。」
などなど、
これらは(2)(3)のタイプの方たちで、カウンセリングを始めてから1年以上経った方だったりします。
本当にそうでしょうか?????
いやいや、
私から見たらA子さんもB夫さんも、C太さんもカウンセリングを続けているうちにネガティブさはずいぶん影を潜めていることがわかっているし、
B夫さんは「自分自身を無視せず」大切に考え始められてるし、
C太さんもチャレンジできる勇気や行動力が育ってきているのです。
そういうときは、それぞれの方に私が知りえた3人の変化の実例(小さいことでも)や、チャネリング的に得られた3人の方たちの内面の変化をお伝えしたりするのです。
そうすると3人の方が
「えっ!?ほんとに??」
という感じになりますが、
一つ一つ小さなエピソードや行動、感じ方の変化を思い出していくことで
「あー確かに昔の自分とは違って来てますね!」
と納得されるようになります。
その結果今まで「できない」「無理〜」としり込みしていたことに勇気を出して取り組むことができるようになっていきます。
状況は色々あるでしょうが、
勇気を出して思い切って苦労もしながら取り組んだことが想像以上に良い結果を産んだりすれば、
A子さんもB夫さんもC太さんも今まで全然ないと思い込んでいた「自信」のようなものが芽生えます。
そしてそのことによって過去の記憶をもとにがっちり出来上がっていた「セルフイメージ」がポジティブなものに変化していくのです。
あなたも私も人間は内側の奥の奥には必ず「光」が存在しているのです。
人間としての幾多の転生の中でその光を覆い隠すような感情を経験し、海の底に沈んだ難破船にくっつくフジツボのように、厚く光を覆ってしまっているだけなんです。
あなたが過去の自分というセルフイメージ、それもネガティブなものににとらわれているなら、
自分だけでぐるぐる考えていないで周囲の友人と話したり、
できればカウンセリングを受けて
すでに変化しているかもしれない現在の自己イメージを認識してみることをお勧めします😊
それではまたお会いしましょう(^_^)/~