私のクライエントさん方のすべての方が「地球のアセンション」や「2極化」ということを
知っているというわけではありません。
個人でお会いするクライエントさんはそうではありませんが、職場でのクライエントさんは、
私が最初お会いしたときはそういう言葉には「なんですかそれ??」っていう方が
ほぼ100%といえます。
昔の私はカウンセラーなのに会社で「変なこと」を言って誤解されたり
することをとても用心していましたから、今ブログで書いているようなことは
会社のクライエントさんに言うことはまずほとんどありませんでした。
しかし、私がカウンセリングをベースに今提供しているようなことを身に着ける
ようになったのは、だいぶ前に常勤をしていた企業で、多くのクライエント
さんは薬物療法やカウンセリングのみでは改善することがとても難しいことを
体験し、私自身も自分の悩み、苦しみ、過労状態でもがいていたからだと思います。
私自身が今提供しているものも含め、様々なヒーリングやエネルギーワーク
を受け続けていることによってバッシングなどの恐れなどがそぎ落とされ、
変容してきたことが原因だと思いますが、「心の問題」のさらに奥にある
「その人独自の魂の問題」「地球の変化の意味」、「二極化」「スピリチュアルの
本当の意味」などなどを、カウンセリングをしながらその方に合った伝え方で
話をするようになってきました。
時を経るにつれてだんだんとそうなってきたのであまり自覚していませんでしたが、
今は会社である程度このような話をしても私を「怪しいカウンセラー」と思われる方が
ぜんぜんいなくなったのです(^^;
また会社では料金をいただくことはできないので、与えられた時間の半分とか3分の1
くらいのエネルギーを使ってしかエネルギーワークができませんが、
それでもカウンセリングをベースに少しずつ取り入れて続けていった結果、
クライエントさんに「気づき」が起こりやすくなり、それと同時にカウンセリングに
来られた主訴である「うつ症状」や「身体症状」が消失したり起こりにくくなって
いきます。
それでは二極化の片方を選ばれたことがわかる、そのような事例をご紹介してみます。
(内容のエッセンスは変えず、詳細を変えています)
■恭子さん(43歳、技術職)
恭子さんは夫と二人暮らしですが、長年近くに住む実の妹との関係に悩んで
こられました。
複雑な家庭環境で育たれ、ご両親亡きあとは「お墓を守ったり」「自律性の
乏しい依存的な妹」の世話をずっとしなくてはならないのかと思うと暗澹とした毎日。
仕事があることはありがたいとはいえ、自分にはあまり合っていない、
荷に余る仕事の感覚があり、さらに意地の悪い先輩からいつも「突っつかれ」
ている感じで、軽度の慢性うつ気分とうつが身体化もしていました。
恭子さんは自分には重すぎる荷を負わされているという感覚が常に強くあり、
被害的な気持ち、義務感と拒否感のはざまで葛藤していました。
私たちはこの世に生まれるにあたって必ずそれぞれの人生の「テーマ」を
決めてきているというお話し(忘れていることが多いけど)、やアセンションなど
の話を時折り混ぜながらカウンセリングを進めていきました。
少しずつゆっくりした速度ではありましたが、恭子さんは「自分に
覆いかぶさっている問題、妹のこと、仕事を嫌々やってきていること、
自己中で意地の悪い先輩への被害的な気持ち」について、
「実は自分が自律的でないから、依存的だから、自分に軸がないからなんだなーと
わかってきました」と言われるまでになってきました。すごい気づきです!
そのことへの気づきが起こってからは・・・
「妹は病気で動けないわけでもなく、自分で何かすることもできるのにしないだけ
で私におぶさろうとしているだけなので、私が背負う問題ではない」
「意地悪で自己中な先輩のことを思い切っていやいや話を聴くことをやめたら
驚くことに別の人のところに行くようになりました!」
「仕事もしばらく気にしつつ手を付けてなかったところに手を付けてみた。
結果なんとかひとつクリアできた。試行錯誤して学んだことで対処法もわかったところも
あってよかった」
「私の人生のテーマ(のひとつ)は病気がちの夫となるべく長くともに生きて
お互い愛情を与え合って人生を楽しむことかなー?と思えるようになった」
このような多くの気づきとそれに伴う行動実践ができていくようになった結果、
慢性のうつ気分や身体症状は徐々に消えていきました。
私たちは恭子さんだけでなく、誰でも人生の苦しみや葛藤のかげに隠れている
自分の「この人生でやると決めたテーマ」を持っています。
そのことに気づくためにために苦しみや葛藤を引き寄せているとも言えますので、
悩み、苦しみに被害的になったり、自分を責めることのマチガイにまずは
気づくことがもっとも大切になりますね。
気づきこそ私たちに与えられた宝物ともいえるでしょうか。
それではまたお会いしましょう(^_^)/~