カウンセラーも悩んでる!

◎節子さんのケース(30代、精神科クリニック勤務)

節子さんはカウンセラーになって約8年経ちます。

一生懸命仕事に励んできましたが、

最近なんだか疲れたな―と感じることが多くなりました。

眠りも悪く、いまいち意欲も減退しているようです。

クリニックの院長に相談しましたが、

「あまり頑張り過ぎないでね。眠剤出しておくね。」

とあっさりした対応だし、

自分もなにがどうなのかはっきりしないので弱音を吐けない感じでした。

睡眠導入剤を飲んで前より眠れるようにはなったので、

毎日の仕事はなんとかやれてはいます。

節子さんは一か月に1回出身大学の先生にグループスーパーヴィジョン
(ケースについての専門的アドバイス)

を受けていますが、

心理学的なアドバイスや解説に納得はしてもモヤモヤはなくなりません。

節子さんは共感性が高く、

疾患や心理的問題のあるクライエントに誠実に対応し続けていますが、

ときどき

「クライエントさんのほうが私よりよっぽど元気があるなー」

と秘かに感じることも増えてきました。

誠実で共感性が高く、クライエントに寄り添うタイプのカウンセラーほど

節子さんのようにモヤモヤを抱えることも少なくなく、

それが高じるとカウンセラーという職業に嫌気がさしたり、

不調がひどくなってやめることになる場合もなくはありません。

私自身も とても悩みながらカウンセラーを続けてきていますが、

カウンセラーの潜在的悩みは「自分自身にある」

といっても言い過ぎではない!

と今は思えます。

自分自身も含め、

カウンセラー自身の苦しみや悩みの根本には、理由はいろいろでも、

自分自身が癒されていない!!

という事実が潜んでいることが多いように思います。

さらに、

その事実に気づいていない!

ところに苦しみの根っこがあると。

多くのカウンセラーは理論的にはいろいろ学んでいますので、

「それはインナーチャイルドの問題でしょうね」

とかあたりが付けられます。

でも、実践的に

自分のインナーチャイルドを癒していくことに関しては意外と取り組んでいない、

または有名、または無名なちょっとしたワークショップに参加するくらいで、

深く真剣に継続的に取り組むということがあまりされていないと思います。

インナーチャイルドだけの問題でもないのですが、

人間としてこの地球に生まれてきたということは

数えきれないくらいのカルマを抱え、それをクリアする目的が人間の多くにあります。

特にカウンセラーをすることになるような人は

人一倍カルマ的なものを多く抱えているように感じます。

私がかつて大きな企業のカウンセラーとして常勤していたとき、

壁にぶち当たって強く感じたのは、

「心理学のみでは自分のことも人のこともはっきり言ってどうにもならない」

ということでした。

長くなりましたので

次回はカウンセラー自身がぶち当たるさまざまな壁、と

私が提供できるカウンセラー用セッションについて書いていきたいと思います。

ここでカウンセラーとひとくくりに言っていますが、

広く「対人援助をする人」も含みます。

それではまたお会いしましょう(^_^)/~

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