このブログを読んでくださっている方の中には「スピリチュアル」に関心が強くいろいろ知識が豊富な方も多いかと思います。
今、地球は5次元シフトに向けてエネルギーがどんどん加速していますし、
「手放し」とか「赦し」とか、難しいことで頭がいっぱいで焦りの気持ちがある方も少なくないようです。
ここで「スピリチュアル」を学ぶ目的をあらためて見なおしてみたいと思います。
このことで急に思い出したのが(注※)「シルバーバーチの霊訓」という何巻もある古い書籍のことです。
私がまだ心理学も勉強していない頃ですが、身体にいろいろ不調が多すぎて、いつも「死とはなんだろう」と死についてよく考える時代でした。
いろいろ精神世界の本を読んだ中で唯一と言ってよいくらい深い感銘を受けたのが「シルバーバーチの霊訓」でした。
その内容は全く古くなっておらず、今も変わらない「真理」だと感じます。
シルバーバーチの霊訓でつらぬかれている内容は
「人はその『霊性』を高めるために地上に自ら望んで降りてきた存在」
ということです。
だからなのか「人生は平坦ではない」とも言っています。
一つ一つ自分に与えられた(あるいは選んだ?)テーマをクリアしていくことが
宇宙の根源(普遍意識とか、SPIRITとかも同じ)の仕組みであり、魂本来の目的でもあると(忘れちゃってることが多いけどそうなのよ!)。
そしてそのなかなか大変なあれこれを「楽しむ」(楽苦しむといったほうがよい?)ことこそ人生のだいご味でもあるわけ。
スピリチュアルを学んでも、今自分が考えているような理想の人間になるというわけではないのです。
そして「現実そのものが変わる」わけでもないのです。
ではでは霊性が高まるということはどういうことでしょうか?
一つ超大切だと思うことは・・・・
「自分自身にウソ、いつわりがなく、どんな時もいつでもだれといても自分らしくいることを自分に赦せる」
「無条件に自分自身を愛せる」
ということと言い換えてもいいかなと思います。
私たちは生まれてすぐ(あるいは過去世から引きずってもいる)インナーチャイルドの傷を大なり小なり受けてしまいます。
その体験が地球だからこそ味わう「平坦でない」あらゆる人生の核となります。
その苦しい傷をみないためにあらゆる「仮面」を無意識につけながら人生を歩んでいるのが私たちなのです。
現実が変わるわけではないと言いましたが、上記のことが自分に対してできる度合いが増えるほど、あなたが現実を体験するその体験の仕方が変化します。
つけている「仮面」に気づいて取り去ることができる可能性もあります。
自分を赦すことができたら、人を赦すことなんかけっこう楽にできるようになります。
すべては自分から出ていることだからね!(^^)!
・引き寄せを起こして願望を実現すること
・サイキック能力をもつこと
・平穏に暮らすこと などなど
はスピリチュアルの本質的な目的とはいえないのです。
だからと言ってそればダメ~というわけではないですよ。
ただ、エゴがもとになっているなら、願望が実現するかもしれませんが、
どこかでその反動は来るのが宇宙の法則みたいです。
それは知っておいたほうがよさそうですね(^^;
さて、あなたがスピリチュアルを学ぶ目的はなんでしょうか?
それではまたお会いしましょう(^_^)/~
(注※)シルバーバーチの霊訓
シルバーバーチの霊訓を受けとったのはイギリス人のモーリス・バーバネルという人だった。
1920年頃に行われたある降霊会の席で彼が眠り込んでしまった間に、彼を霊媒としてアメリカ・インディアンの霊が語っていたという事実を、周りの人間から知らされた。
そのアメリカ・インディアンの姿をした霊こそ、シルバーバーチだった。
そして、そのときのメッセージが「シルバーバーチの霊訓」となった。(書籍は全12巻)
シルバーバーチは「インディアンの身体はただ借り受けていただけで、私はインディアンではない」と述べている。
さらに「私はただのメッセンジャーであるため、その正体に大きな意味はない。重要なのは私が黒人か黄色人種かということではなく、教訓の内容である」といった旨の言葉を残している。