2極化がどんどん加速している今、
「手放し」をする必要
を感じながらも難しいと感じることはあなたや私だけではなく、どなたにもあると思います。
そして
「手放しできない自分」
「人を赦せない自分」
などを人知れず責めていたりしてね。
たとえば、もう自分には必要のない人間関係を公私に渡って断捨離することを自分の深い意識が求めているのですが、
これまでの習慣、思い込み、信念などが邪魔してなかなかできない状態ってありがちですよね。
でもそんなとき、どこからか「助け舟」が来て断捨離せざるを得なくなるなんてこともあります。
次のケースはそんなことが起こった事例です。
(エッセンスはそのままですが詳細は変えてあります。)
◆俊子さん(40代、パート勤務)
俊子さんは超がつくくらい真面目で正義感の強い女性です。
主婦でもあり、子育てをしながらこれまでいくつかの職場でパート勤務の経験があり、どこの職場でも全力で誠意をもって働いてきました。
俊子さんは常に自分の心の成長を大切にし、努力を重ねてきましたが、
そういう自覚のある方ほど「お試し」的なできごとを多く体験するものですが、俊子さんもそういう方のお1人です。
つい最近、長らく務めていたスーパーでの環境がどんどん悪くなっっていることで悩んでいました。
曲がったことの嫌いな俊子さんは周囲の同僚の意地悪さや理不尽な態度に腹を据えかねていましたが、
お店の人たちは俊子さんの意見には全く耳を貸さず、ついには俊子さん自身がそのお店から退職せざるを得なくなってしまったのです。
俊子さんは、まっすぐ過ぎる自分自身の柔軟性のなさに気づいておられるので、
「自分はもっと柔らかくならなければいけないのかな、でもなかなかむつかしい」と悩みました。
確かに私が拝見したところ、まっすぐで清らかなこころを持った俊子さんですが、
先々もう少し「清濁併せのむ」といった部分を学ぶ必要はあると思いお伝えしました。
しかしながら、今回スーパーを退職に追い込まれたことに関しては
「よかったですね!」
と思わず言いたくなってしまいました。
というのは、俊子さんが働いていたスーパーストアの現状は働き始めた当時の状況と「職場の波動」をチャネリングして比較してみると、
ものすごく悪くなっていたからです。
勤め始めたころの職場とは明らかに違っていました。
俊子さんは「自分の霊的な段階がかなり低くなっているんじゃないか」と心配されていましたが、
私が拝見するとそんなことは全然なくてむしろ前より成長されているのです。
つまり、俊子さんの「かなり高レベルの波動」と「職場の低すぎる波動」がもう今は互いに相いれなくなった状態だったのです。
なので、今回俊子さんが「まるで追い出されるように」スーパーを退職せざるを得なくなったのは喜ばしいことでした。
腹立たしいと同時に自分が悪いのではとがんじがらめになって動きが取れなかった俊子さんを
「相手側が断捨離」してくれた!
ということです(^.^)
そのことを私が伝えると俊子さんはほっとした様子で
「よかった!相手のこともですが、それ以上に自分の至らなさを責めてばかりいたんです。今の自分に適した職場をこれから見つけてみます!」
と明るく言われました。
俊子さんのケースのように、
自分では「手放し」がむつかしいときには「天の助け」のようなものが働いて手放しせざるを得なくなる、
ということもあるということなんですね。
あなたの「手放し」は今どんな感じでしょうか?
それではまたお会いしましょう(^_^)/~