2023年の春分は「宇宙元年」とも言われていて、地球の新しいサイクルが始まると言われています。
地球は「またなんかが変わるの!?」と思えるほど始終新しいエネルギーに変化していますよね。
肉体のある私たちがそのエネルギーの変化についていくのはけっこうまたエネルギーがいるわけです(^^;
そのために心身の一見不調が起こっている人が本当に多いです。
一見というのは、その不調が実は多くの場合、アセンションの波に乗るにはまだ3次元の粗い波動の中にいることが多いため、調整作用が働いていることが多いからです。
つまり、「あなたにはまだ手放すほうがよいことがあるんだよ~」というハイヤーセルフからの要請がきている!と言い換えてもよいでしょう。
意識無意識にでも古い地球にとどまることを選んでいる人にはハイヤーセルフからのノックは起こらないものです。このことによい悪いはありません。
身体症状はあげるとキリがありませんが、今日はその中のひとつである「神経痛」を考えてみましょう。
神経痛は一般によく見られるのは、腰痛(ヘルニアや狭窄症も含む)に伴う神経痛や、ときに頭部や顔面に間歇的に鋭い痛みが走る「三叉神経痛」という症状も珍しくありません。
ひとつ事例をあげてみましょう。
【智子さん、30代、教職】
(ご本人の了解を得て詳細を換え、内容のエッセンスのみを書いています)
智子さんは高校の教師をしていてますが、A校からB校に転職、大学受験の準備で大変になる高2の担任になりました。
専門科目の授業はもちろん、生徒個人や、保護者との三者面談などで多忙な日々を夢中で過ごしていました。
また生徒や保護者との関係性で気を使うことはもちろんですが、学校自体、先輩や同僚の先生方の雰囲気になじんだりすることも同じくらい大変なことでした。
なかには厳しくあたる先輩教師もいて、厳しいだけなのかいじめ?の部類になるのが判別がむつかしいようなことも日常ありました。
まじめで良心的な教師である智子さんは教師間の関係性も生徒や保護者との関係性も性格通り手を抜かずに頑張っていました。
面談がだいたい終わり、生徒たちの希望や可能な大学の選定がある程度かたまり、ほんの少しだけほっと気が緩んだとき、右の耳から頬にかけて「びりびり」とした痛みが走り、その痛みは数分の間をおいて「ミニ雷⚡」みたいに智子さんを襲いました。
初めての経験で驚きましたが、よく眠れば治るだろうと考えました。
しかし翌日も翌々日もその痛みは治ることなく、痛み自体が頭のほうまで広がっていきました。
さすがに病院に行きましたが「三叉神経痛ですね」とすぐ診断されました。
何種類か薬が処方されましたが、そう簡単にはおさまらないので他の人にも相談して、鍼灸院を紹介されてお灸をしたりコリもひどかったので
マッサージに通ったりいろいろやってみましたが、完全にはよくならず、痛みは受け持ちの学年が進級するまで持ち越されました。
実は智子さんはB高校に転職する前のA高校勤務時代に先輩教師のある人からパワハラ的なめにあっていたのです。
そしてそのことを思い切って相談した教頭先生からも、理解してくれるどころか「あなたのほうに落ち度があるんじゃないか」というふうに言われてしまい、ショックを受けました。
同僚の先生方はそのパワハラをした先輩教師には何も言えないような状況で、見て見ぬふりだったのです。
智子さんはそんな学校の体制に絶望してB高校に転職してきたのです。
何ごとも我慢強く自分を律してきたので「早くそのことを忘れたい」という想いが強くありました。
でも本当に忘れてすっきり新しい生活ができていたかというと智子さんの内面はそんなに簡単ではなかったのです。
新しい学校で高2の生徒たちを教え指導することに一生懸命でしたが、先輩教師で厳しい人の前に出ると(その人はパワハラではなかったけれど)、かつてのパワハラ先輩からの苦痛がよみがえり、
その時に感じた「苦痛と怖れ」そして少しの罪悪感(自分の態度でなんとかできたのではないかという)がよみがえった可能性があります。
そうするともうそれ以上よみがえらせて苦しみたくないと無意識に思うので、その苦しみから逃れるために「感覚をシャットアウト」したのですね。
智子さんは過去の苦しみを胸に押し込めてしまうことをやめて、苦しみと直面していくのが根本的な治療法と言えます。
その頃の智子さんは一生懸命だったけれど「限界」があり、パワハラをした先輩教師はもっと狭い限界内にいる人でもあったのです。
智子さんはその時の限界内で精いっぱいやったのです。
智子さんに一番必要なのはその時の自分を
「認めて赦して受け入れる」ことです。
そして今そのプロセスの途中にあります。
薬や鍼灸など外側でできることはしたほうがよいですし有用ですが、一番大切なのはその時の自分に正直に向き合い受け入れることです。
このことは実は私たちの「エゴ」が一番したくないこと!でもあるのですが、
智子さんは一番むつかしい「自分の怖れや苦痛と向き合うこと」を今進めつつあるのです。
あなたもなかなかぱっとしない身体症状の奥に潜む感情、怖れ、怒り、苦痛、罪悪感などがないかどうかご自分に聴いてみませんか?
それではまたお会いしましょう(^_^)/~