先週のニュースレターでは「守護霊」について書かせていただきました。
あなたには、守護霊さん(方)のほかに、
守護霊の統括的存在の「守護神」という存在があります。
守護神は通常はお1人ですが、
人によっては複数存在する場合もあります。
で、守護霊方は例えて言えば母親的存在で、
常にあなたを見守り、いろいろな形で助けたり、
何らかの方法で忠告を与えて生き方を間違えないようにサポートしてくれています。
それに比べ「守護神」のほうは、
いわば父親的役割で、かなり厳しいと言われます。

ちなみにどの守護神に縁ができるかは
いくつかの種類があります。
だいたい次のようになります。
1.血縁、先祖霊の中で、守護霊より特に「霊格」が高い先祖が守護神として子孫の守護をする場合
2.誕生の地や土地神が関わる場合
3.過去世や現世の役割に応じて、特定の神々(職能神、菩薩など)が憑いている場合。
たとえば、医師には「薬師如来」、芸術家には「弁財天」など。
4.本人またはご先祖が神社などで意識、無意識に結んだ縁(お守り、祈願成就など)で神々が関わる場合

先週書きましたが、
守護霊に比べ守護神はかなり厳しい対応になることが多いのです。
私がだいぶ昔、ある企業に勤務していた時の、驚くような厳しい事例をあげてみましょう。
Tさん(男性・会社員・36歳)
Tさんは特に目立つことのない、おとなしい方で、
まじめに勤務している現場スタッフでした。
ところが、パワハラなど職場的な原因や仕事のミスもまるで見当たらないのに、
いつの間にか会社に出られなくなってしまい、「適応障害」という診断で休職し始めました。
当時、自宅アパートから健康管理センターまでカウンセリングに通われていましたが、
ある時からカウンセリングに来られなくなり、連絡すると
「調子が悪いので今日は行けません」ということでした。
カウンセリングを休むのが頻繁になってきたので、
上司が心配してアパートを訪れることもありましたが、
Tさんは「すみません」と謝るばかりでした。
ご本人が職場に復帰する状況になれば、仕事はまじめなので、
職場としては受け入れOKな態勢をとってくれていました。
心配したお兄さんが、ある日Tさんのアパートを訪れると、Tさんは亡くなっていたのです。
通常の亡くなり方ではなかったので、大騒ぎになり、
警察も入り、医学的にもいろいろ調べられました。
その結果Tさんは「脳出血」のために急死されたのだとわかりました。
日ごろ持病もないし、病院で血圧を測っても特別高くもないし、医師も驚かれていました。

当時の私はまだチャネリングなどほとんど経験がなく、
そのときアドバイスをいただいていた先生にTさんのことをお話してみたのです。
先生のお話はこうでした。
『この青年は、適応障害はあってもうつ病というのでもないし、身体の疾患も特になかったんだけど、
中身は将来になんの展望も希望も、逆に怒りのような反発するようなパワーも欠けていたんだよね。
守護霊は散々この青年を励ましたり、いろいろ働いていたんだけど、今一つ弱かったね。
で、この場合はそこで守護神が出てきたんだ。
守護神は厳しい存在なので、
この青年は今後今世でその中身が進歩する可能性がない!と判断したんだよ。
(ビックリでした)
このようなケースの場合、今後無駄に年を重ねさせるより、
さっさと命を終えて霊界で修行させ、次のチャンスを待たせるほうが良い、
と判断することもあり、この青年の場合はこういうわけだね』
というお話でした。
守護神がいつもこのような対応をするわけではないですが、
とにかく「甘くない」ということは言えるようです。
もちろん憎くてそんなことをするのではなく、
この厳しい対応も
Tさんの霊的成長を大きな目から見た判断であり、愛の在り方なのだと思います。

いかがでしょう?
あなたは専属にやさしく寄り添ってくれている「守護霊」と、
より広い大きな見地からあなたを成長させようとしてくれる「守護神」の助けによって
活かされているともいえますね。
なので、アセンションの必須事項である本当の感謝の練習は
「まず守護霊、守護神さん」から
というのは大げさなことではないように思うのです。
それではまたお会いしましょう(^_^)/~